浮気夫を持つと、妻はいうまでもなく苦労します。しかし結婚をするときには、お互いに将来を添い遂げるつもりでいるので、それほど浮気について考えることはないと思います。またうちの夫に限って…なんて考える妻も、いないのではないでしょうか。しかしながら、私が浮気夫を思ってみて感じたこと。それは、結婚をするときにどんなに信じていても、浮気する時には浮気をするし、浮気をするということは夫の育ってきた環境に由来していると考えることが出来るのです。そんな体験談をご紹介しましょう。
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お互いに浮気はダメと約束して結婚を決めた
お互いに浮気を認め合ってお付き合いをしている人、結婚を決める人はそういないでしょう。だって、自分という人がいながら、ほかの人に情や体の関係が移るのですよ。器用な人は二刀流でこなすんですよ。そんなこと、男なら当たり前だという人もいるかもしれませんが、そんなことをすれば女性が悲しむということは考えないのでしょうか。
浮気をするということを前提で結婚をする人は少ないといえます。
実際に私たちも結婚をするときには、お互いに浮気をしないと約束をしました。そして私はそれを胸に秘め結婚生活を送りました。実際に浮気をしようにも家事や子育てに忙しく、浮気をする暇なんてありませんでしたが。
浮気をする男性に苦労する女性の中には、結婚をするときに浮気はしないと約束したのに…と思っている人も多いでしょうね。
浮気をする原因を探ってみた
そんな決意で結婚した夫でしたが、何度となく浮気に泣かされてきました。
ちょっと火遊び程度の浮気もあれば、本当に離婚問題に発展するくらい泣かされた浮気もあります。しかし繰り返される浮気に、心底疲れてしまった、またもう言っても仕方がないというのが正直な気持ちです。そこで私は浮気をする原因を探ってみました。
そこで一つの原因に思い当たったのです。それは彼の家族環境にありました。
浮気は男として当たり前?
彼は自営業の家庭で育ちました。自営業というと、いろいろな人とのかかわりがあります。会合に顔を出したり、地域の集まりに積極的に参加したり。そうして顔を広げることが一つの仕事でもあります。そして夜の街に繰り出すことも少なくありません。そんな父親は、友人関係も女性関係も遊びのお酒もかなり派手な人だったそうです。
そんな父親を見ていると、どう思うでしょう。きっとその生活が当たり前ですよね。
そんな家庭環境が今の彼を生み出したと思います。自営業ではないし、ただの会社勤め。それなのに、人脈を広げていくことって大事だと思いますか?特に役職のステップアップに興味のない夫なのに。今のままで十分と言い張っている夫なのに。
そんな夫は浮気をするときには、はっきりとした理由がないというのが本音です。つまり私が考えるに、浮気をする、その理由は、単に浮気が当たり前だった彼の家庭環境が根底にあったと考えます。
育った環境を否定することはやめたほうがいい
浮気に罪悪感のない夫の浮気を責めても、こっちの労力を使い果たしてしまうだけのような気がします。一人でワーワー言って。少し落ち着いたら?もう浮気なんて慣れただろ?そんな言葉をかけられるたびに、切れまくってきました。しかしながら、家庭環境が浮気を認定する過程だった夫には、何を言っても意味がないように感じています。
過去の家庭を責めても、責める私が間違っている、親を馬鹿にするつもりかといわれるだけですから、責めないほうがいいですよね。
これを私が悟ってからは、もう夫に対してあほか、馬鹿かとあきらめの気持ちしかありません。そしてその気持ちは、姑に対しても当然あります。だから、私は浮気をする夫ももう嫌いだし、それを容認してきた家庭環境を作ってきた姑も大嫌いです。でも私は言ってやるんです。最近悟ったことを。彼の浮気は、家庭環境にあると。
だから仕方がないですよねって。私はいいですけど、子供はどう感じているか…って。
姑は、私のその悟りのはけ口。夫を育てた姑ですから、責任はありますよね。だから私は一生言い続けるつもりです。そしてそんな家庭環境が浮気の原因だと知らしめて行きたいと思っています。